州が所有するリリハ・パラマの土地に、数百の低・中価格帯の賃貸アパートを建設する再開発計画。昨年着工予定であったが、遅れが生じ、実際の着工まで15か月以上かかる見込みだ。
- 州が所有するリリハの土地に、低・中価格帯の賃貸アパートを建設する再開発計画。
- まだ住民との交渉段階であり、計画の詳細が決まらないまま着工が遅れている。
計画概要
Hawaii Public Housing Authorityが主導する計画。N. School通り1002の6エーカー(約7,350坪)の土地を再開発する予定。現在は14の一時的な平屋のオフィスがあるが、州の土地の活用として十分ではないと判断された。
2015年1月に民間開発業者の参入を募り、同年6月にカリフォルニア州に拠点を置く非営利開発業者、Retirement Housing Foundationが選ばれた。
計画は1,000軒の低価格帯と通常価格帯の混合賃貸住宅、Hawaii Public Housing Authorityのオフィス、10,000平方フィート(約280坪)の小売業用スペース、34,000平方フィート(約950坪)のコミュニティ多目的スペースと駐車場を含む。市が定めているリリハ地区の高さ制限は6〜7階建てまでだが、低価格帯住宅プロジェクトでは例外が認められる。
計画の現状
当初は2016年後半の工事着工を予定していたが、現時点でまだ開始されておらず、計画は15ヶ月以上遅れている。
住宅の対象者、住宅の数、賃料と居住者の収入制限について未だ未定。また、提携を予定しているRetirement Housing Foundationはまだ開発同意書に署名をしていない。Hawaii Public Housing Authorityは「まだとても初期の段階であり、コミュニティとの契約を進めている状況。」と話している。
(ホノルル・スター・アドバタイザーより引用)
コメント
鉄道然り、ハワイは歳出問題を色々と抱えているのですね。民主党の鉄板州とはいえ、官の仕事はすべてをお役所主導でとの認識が強過ぎるでは?州債の発行状況も興味ありますね。ーBubble Age
ハワイは建設費用と地価が高いので、低所得層向けの住宅不足が深刻なようですね。ーユーコ
N. Schoolストリートは[2]番バスが頻繁に来るので、ダウンタウンやワイキキへの通勤、通学にとても便利な立地。低価格帯住宅プロジェクトに期待です。ーKID