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「Ward Village」の開発業者、第2四半期において黒字計上

カカアコ「Ward Village(ワード・ヴィレッジ)」の4棟のコンドミニアムにおいて、4〜6月にかけて35ユニット、$148ミリオンを販売し、開発業者「Howard Hughes Corp.(ハワード・ヒューズ)」は第2四半期に黒字となった。

  • ショップ、エンターテイメント施設、レジデンス等の総合的な開発が進むカカアコの「Ward Village」
  • エリア内では現在1棟が完成済み、4棟の建設が進行中、2棟の建設を計画中
  • 「Ward Village」の開発業者「Howard Hughes Corp.」が、コンドミニアムの売り上げによって黒字計上

「Ward Village」内各棟

Ae’o(アエオ) Anaha(アナハ) Waiea(ワイエア) Ke Kilohana(ケ・キロハナ)
総ユニット数 466 317 174 424
成約ユニット数 321 302 165 416
第2四半期成約数 29 1 2 0
物件完成度 32% 91% 完成済 21%
完成予定時期 2018年後半 2017年末 完成済 2019年

「Ke Kilohana」の424ユニットのうち375ユニットは、ハワイ居住者のためのリザーブユニットは昨年のオークションで完売。残る49ユニットは一般販売で、現在8ユニットが市場に残っている。
今年後半には、「Gateway Cyinder(ゲートウェイ・シリンダー)」と呼ばれるラグジュアリー・タワーの建設開始を予定しており、今月には「‘A‘ali‘i(アアリイ)」と呼ばれる比較的リーズナブルな棟の販売も開始される見込み。

Howard Hughes Corp.の2017年第二四半期

第2四半期の「Ward Village」のコンドミニアムの販売売り上げは$148ミリオンに上る。だが、それは最近の35件の販売売り上げだけ、またはその売り上げの全てを計上したものではない。「Howard Hughes Corp.」は成約したユニットの売り上げを、その物件の完成割合に応じて各期に分割して計上している。実際には物件が完成するまで、頭金以降の支払いは開発業者には入らない。来年より同社ではこの工事進行基準をやめ、工事完成基準へと会計方法を切り替える。

「Howard Hughes Corp.」はタワー毎の売り上げを公表していないが、第2四半期は初めて「Ae’o」からの売り上げが含まれるようになったとしている。

第2四半期の同社の合計売り上げは、前年同期の$274ミリオンより上がって$309ミリオンとなった。利益は$3.1ミリオンで、昨年の$7ミリオンよりも減少した。

(ホノルル・スター・アドバタイザーより引用)

コメント

カカアコ、ワード開発プロジェクトの第1期の約1400ユニット分、再来年にはすべて完成するんですね。街並み一変しそうですね。4000ユニットまで計画されていると聞きます。壮大なプロジェクトですね。ーBubble Age

「Ward Village」はショッピングで行ったことがある人も多いのでは。レジデンスに関しては、六本木にジャパンギャラリーがあるんですね。ーユーコ

6月末に開始された自転車シェアサービスBikiに「Ward Village」のロゴ掲載するなど、都市環境の整備においても活動に注目ですね。ーKID