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独創的で遊び心のあるデザイン。お洒落すぎるHerringbone Waikikiを先取り紹介!

Herringboneとは

世界中に店舗を展開しているホスピタリティ会社のハッカサン・グループが、南カリフォルニアをイメージしたシーフード中心のメニューを提供するレストラン「Herringbone(ヘリンボーン)」をワイキキのインターナショナル・マーケットプレイス3階、グランド・ラナイに開店することを発表した。
シェフのBrian Malarkey氏により創業されたHerringboneは、カリフォルニア州のラホヤ、サンタモニカとラスべガスに店舗を持つ。「Ocean to Table(海から食卓へ)」をコンセプトに、メインとなる一本釣りされた魚や新鮮なシーフードの他にも牧場や畑から採れた新鮮な食材を提供している。

Herringbone WaikikiではOCIOデザイングループが店舗デザインを担当し、カリフォルニア州のラホヤとサンタモニカにある既存の2店舗の要素を反映しながらハワイの良さを取り入れた屋内外デザインを採用。

ワイキキ店のデザインに活かされる 既存店の良さ

デザインの基盤となっているヘリンボーン第1号店のラホヤ店では、シェフのBrian Malarkey氏率いるチームが、アーティストでありインテリアデザイナーでもあるThomas Schoos氏とコラボレーションし、遊び心があり想像力豊かなMalarkey氏の人格を表現する建築デザインを作りあげた。仕上がったのはレンガの倉庫のような店内にアーチ形の梁が見える天井、逆さに吊るされたボートやカヌーから下がる照明、オリーブの生木などのクリエイティブさが加わったレストランだ。

2号店となるサンタモニカ店は、レストランが掲げる料理の哲学の1つ「フィールド(畑)」を中心にデザインされている。大きなリビングウォール(植物の壁)は、キッチンで使用される新鮮でナチュラルな食材を象徴。

店内レンダリング1

店内レンダリング2

これらのデザイン要素はワイキキ店にも取り入れられる。他にもフグが吊るされたマンザニータのドライツリーやロブスターの捕獲に使用される道具、手作業でペイントされたメキシカンタイル、ダメージ加工が施された木のフロアとブリックベニアなどが使用される。

開放的かつ洗練されたワイキキ店

ラナイ レンダリング1

ワイキキ店ではハンギングプランターで装飾された約186平方メートルのラナイなど、さらに洗練されたデザインコンセプトが盛り込まれている。ラナイには明るい基調の木材とウッデンボックスの花の壁、香り高いハーブを様々な高さに吊るすなど、幻想的なデザインとなる。また、天蓋にはお客様を直射日光から守るためにアイビーが張り巡らされ、雨天の場合に備えて格納式の屋根も完備している。

仕切りのドアは双方向に折りたためるためフロアを広々と使うこともでき、高窓の設置により視界は高さ3.7メートルまで広がる。

折衷的なテーブルと椅子にもワイキキ店のリラックスかつ洗練された雰囲気が反映される。レザーのウィングバックチェア、ティール色のメタルとクッションの椅子、黒ずんだ鉄と亜鉛のテーブル、ブッチャーブロック(肉屋が使う作業台)、ダメージ加工をしたオーク、ブリーチ加工したチーク材が使用されている。

Herringbone Waikikiは2017年初夏にオープン予定。詳細はこちら