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ハワイの最高峰の音楽イベントに 日本人ピアニストがノミネート!

ナ・ホク・ハノハノ・アワードとは?

今年で40回目を迎えるナ・ホク・ハノハノ・アワードの最終候補が発表された。ナ・ホク・ハノハノ・アワードは、ハワイ版グラミー賞とも称されるハワイで最も権威のある音楽賞で、ハワイの人びとはもちろん世界中のハワイアン音楽愛好家が注目するイベント。そして、毎年5月を中心に開催されるハワイアンミュージックをはじめハワイのさまざまな音楽と文化を讃える祭典、メレ・メイのメインイベントでもある。

いつ・どこで開催されるの?

最終候補の中から、HARA(ハワイ・アカデミー・オブ・レコーディング・アート)の600人を超えるメンバーの投票によって4カテゴリー、34部門にわたる各賞の受賞者/グループが選ばれ、5月20日(土)にハワイ・コンベンション・センターで開催される第40回ナ・ホク・ハノハノ・アワード授賞式にて発表される。

一般投票もある!

Favorite Entertainer of the Year(お気に入りのエンターテイナー賞)は、上記HARAメンバーによる投票に加えて、オンラインによる一般投票もある。また、イベントは、ハワイのローカル局による生中継およびライブストリーミングでも見ることができる。詳細はこちらから。

ハワイで活躍するピアニスト、Chiyo Flynnさん

本アワードにて最優秀インストルメンタル・アルバム賞にノミネートされた、ちよ・フリンさんに取材した。

フリンさんは北海道出身で、ハワイに住んで27年。日本ではヤマハの講師として子どもたちにピアノを教えていた。その後ハワイ大学大学院ピアノ・パフォーマンス科を卒業し、現在はローカルの子どもたちに教えている。また、ライフワークとして毎月ハワイのクアキニ病院でボランティア・コンサートを続けている。

ノミネートされたアルバム「Eternity」

今回ノミネートされた「Eternity」は、フリンさんの4枚目のCD。10曲中9曲は、ハワイ王国8代目の女王であり、最後のハワイ王でもあるリリウオカラニ女王(*)が作曲したものを編曲した。
リリウオカラニ女王がモットーとしていた「ぶれない」、ハワイ語で「オニパー」の精神は潔く、また女性としても大変感銘を受けることが多いとフリンさんは語る。今年はリリウオカラニ女王の没後100年という節目の年であり、この記念すべき年に向けて彼女の曲を編曲して、紹介したいという気持ちが大きかったという。

女王が作曲したと言われる曲は150曲あまりあり、8小節しかない短い曲も多い。その中から選曲し、イメージを残しつつ、1曲を4〜5分に編曲することは難しい作業だったという。女王への尊敬を残しながら、スローな癒しのアルバムとして仕上がった。
Chiyo Flynn氏の公式サイトはこちら

*リリウオカラニ女王:アメリカとの併合を主張する共和派と、ハワイの独立を主張する王政派の間でハワイが揺れていた19世紀後半、リリウオカラニ女王は王家最後の権力者として激動の人生を歩んだ。ハワイ王国の終焉とともにその座を追われた後は、ハワイについての著書や曲、ハワイ神話の英訳などを数多く残した。かの有名な「アロハ・オエ」も女王の作曲。