アメリカでは、日本のような新卒枠というものがない。実力主義のアメリカでは新卒が就職を得るのは難しい。だから学生たちは夏の3ヶ月ほどの休みを利用してインターンのポジション獲得に躍起になる。インターンで働きながら、その学生の資質を見て、その後大学を卒業したら社員として採用されるというのが筋書きで、ちょっと前まで、IT関係の仕事の調子がよく、コンピューターサイエンス系の学部は就職に困らないと言われてきた。その後コロナ禍となり、多くを雇いすぎたのか、最近コンピュータサイエンスの学部でも就職が難しい状況に一変。昨年の夏にむけてのインターン探しのために300社近く履歴書を出したなどという話も聞こえてくる。結局インターンが見つからないと経験がない新卒学生は就職が難しく、卒業が迫って職がないため、大学院に進みたくないけれど、進むなんて話もちらほらと。というのが現在の状況だ。
そんな中、ニュースウィークの興味深い記事が発表。以下はニュースウィークの記事を抜粋。メタ社が今月4,000人近い従業員を解雇すると発表した後、さらに数社が2月と年内に従業員を解雇する計画を立てており、あらゆる業種の労働者が不安を抱いているという。コロナウイルスのパンデミックで大量採用が行われた後、業界は軌道修正を行った。しかし、今年は企業が利益を上げようとするため、あらゆる業界でレイオフが行われる可能性がある。llayoffs.fyiによると、2025年にはすでに42社がおよそ11,000人の従業員を解雇している。最近のWARN通知によると、少なくとも2つの大手企業が今月中に従業員の解雇を予定している。Worker Adjustment and Retraining Notification Act(労働者調整・再教育通知法)は、大量解雇の場合、雇用主に通知を出すことを義務づけている。
最近の通達によると、ジェネラル・パーツ・ディストリビューション社は2月26日にワシントンで51人から100人の従業員を解雇する予定であり、ボーイング社は2月21日にワシントンで251人から500人の従業員を解雇する予定である。Warn Trackerによる、2月にレイオフを実施するいくつかの企業を挙げると、J.J.ライアン・コーポレーション/日本精工アメリカズ/メトロポリス・カンパニー
/チョークマウンテン・サービス・オブ・テキサス/ドットダッシュ・メレディス/セーフウェイ/ライトエイド/ジャック・クーパー/D&Aコンサルティング/ワイオス・アトランタAP など。2025年には、カリフォルニア州で8,584人、ワシントン州で3,264人の解雇があった。トランプ大統領により、任命されたイーロンマスク氏による大量解雇も相まって、今年のアメリカがどうなるのか注視したいところだ。
/チョークマウンテン・サービス・オブ・テキサス/ドットダッシュ・メレディス/セーフウェイ/ライトエイド/ジャック・クーパー/D&Aコンサルティング/ワイオス・アトランタAP など。2025年には、カリフォルニア州で8,584人、ワシントン州で3,264人の解雇があった。トランプ大統領により、任命されたイーロンマスク氏による大量解雇も相まって、今年のアメリカがどうなるのか注視したいところだ。
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